産経新聞
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樹木葬

まだ歴史は浅いものの、「自然に還る」イメージで人気上昇なのが樹木葬です。しかし、樹木葬といっても様々で、注意すべき点もあります。樹木葬のタイプと特徴について説明しましょう。

樹木葬の種類と特徴

「樹木葬は始まったのが1999年とされ、納骨堂よりもさらに歴史が浅いのですが、誕生から瞬く間に普及しました。その一番の理由は「『自然に還る』というイメージがいいからでしょう」と、葬儀・お墓・終活コンサルタントの吉川美津子さんは解説します。

ひと口に樹木葬といっても千差万別です。樹木葬は大きく分けると、自然の里山を生かした「里山型」と、公園のように整備された「公園型」があります。「里山型」は里山が必要なので当然、都市部から離れた場所に多く、一方、「公園型」は都市部にもあります。

樹木葬のキモである木に関していえば、「1人の故人に対して1本の木が植えられている」というもの(イラスト右)もあります。また、特に「公園型」では、「芝生の広場に石製のネームプレートが並び、木はシンボルとしてその広場の一角に数本植えられている」や、「1本の木の根元に複数の遺骨を納める」といったもの(イラスト左)もあります。

樹木葬

遺骨の埋蔵は、骨壺から出した遺骨を木や布といった自然に還る素材でできた専用容器に移してから行うのが一般的です。1区画の〝定員〟は1人が基本ですが、墓地によっては追加料金を払えば同じ区画に複数人を埋蔵することができるところもあります。また、ペットの遺骨も埋蔵可というところもあります。

利用は10~50年の期限つきの施設もあり、こうしたところは、「期限を過ぎれば掘り起こして永代供養墓に移す」としています。ただ、50年も経てが、遺骨は土に還ってしまいます。

料金は、吉川さんによると、初期費用は30万~100万円くらい、管理費は年間5,000~1万円くらいが多く、管理費はゼロというところもあります。

樹木葬のメリットは、なんといってもイメージの良さです。石を墓標とする石墓よりも、木を墓標とする樹木葬は、エコ志向の人にマッチしています。

また、承継者が不要のところがほとんどなので〝おひとり様〟でも安心です。個別納骨が可能な施設なら、最終的には永代供養墓に移されるとしても、「最初からほかの人の遺骨と混ざるのはちょっと…」といった人にも向いています。


一方、注意するポイントとしては、自然に還ってしまうので、改葬ができない点があります。

また、前述のとおり、基本は1区画に1人なので、家族用として複数区画を購入した場合など、結果としては石墓よりも高額になってしまうこともあります。

これ以外の注意点としては、樹木葬をうたっていながら、「散骨なのではないかと思えてしまうところも出てきています」(吉川さん)。

樹木葬の定義は「墓地に遺骨を埋める」こと。しかし、吉川さんによると、墓地として認められていない場所で、樹木葬と称して実質的には散骨をしている業者もあるといいます。

散骨自体は違法ではないものの、「樹木葬だと思っていたのに…」と後悔しないため、実態をきちんと調べたほうがいいでしょう。