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お墓レポート

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文化人のお墓も多い伝統の霊園「築地本願寺和田堀廟所」(東京都杉並区)

2015.07.21

緑に囲まれた築地本願寺和田堀廟所。心の安らぎを与えてくれる

 京王線「明大前駅」から徒歩10分ほどでしょうか。大学に向かう学生たちの流れに従うように駅前通りを甲州街道に向かいます。歩道橋を渡り、明治大学和泉校舎の正門を左折し、緑豊かなキャンパスを横目にみながら歩くと「築地本願寺和田堀廟所」にたどりつきます。

和風庭園のたたずまい

和田堀廟所の正面入り口。建物は光寿閣

春には美しい桜が彩る墓地の並木道

 礼拝堂や納骨堂などがある光寿閣を抜けた奥にある本堂は、インド仏教様式のコンクリート造り。この本堂をみると、ここが東京・築地の築地本願寺の分院であることがよく分かります。本堂に向かって左手に進むと、広い墓地が広がっています。

 築地本願寺和田堀廟所は総面積約2万40000平方メートル、総区画数約4100区画に及びます。武蔵野の面影をとどめる広大な墓苑は春の名所となった桜並木、手入れの行き届いた植栽、小鳥たちのさえずりと、都会のなかにある和風庭園のような佇まいです。

 和田堀廟所の歴史をさかのぼってみましょう。

 築地本願寺は1923(大正12)年の関東大震災で大きな被害を受けました。再建のために境内にあった多数の墓地を移転する必要に迫られ、この地にあった陸軍省火薬庫跡地約4万平方メートルの払い下げを受けたのです。1934(昭和9)年には築地にあった仮本堂を移築し、和田堀廟所が設立されました。

 当時は児童公園や幼稚園が併設され、本堂も瓦葺の木造であるなど、現在とはかなり趣の違うものだったそうです。45年5月25日の東京大空襲で本堂など多くを消失しましたが、戦後、再建を願う多くの門信徒からの志を受けて現在の本堂が再建されました。

大正三美人の九条武子

九条武子の墓。如月忌には紅白の梅の花が

お参りが絶えない樋口一葉の墓

 柳原白蓮、江木欣々とともに大正三美人と称された九条武子という女性をご存知でしょうか。

 西本願寺第21代宗主明如上人の次女として生まれ、九条家に嫁いだ武子は教育者、歌人、社会福祉事業家として活躍しました。関東大震災では、震災孤児などの被災者救済や築地本願寺の再建に尽力。しかし、過労がたたり、42歳の若さで亡くなります。

 武子の墓所はここ和田堀廟所にあります。紅梅白梅に囲まれた墓所はひっそりとたたずんでおり、お参りすれば、いくつもの被災を乗り越えた東京の歴史を感じることができるかもしれません。

 彼女の命日である毎年2月7日には「如月忌(きさらぎき)」として法要が営まれます。雅楽の演奏による法要のほか、武子が残した仏教讃歌『聖夜』のコーラスが披露されます。
 
 和田堀廟所は多くの文化人・著名人たちのお墓でも有名です。

 樋口一葉(作家)や中村汀女(俳人)、海音寺潮五郎(作家)といった文化人、笠置シヅ子や古賀政男など昭和歌謡界を支えた芸能人…。このほか、戦後日本を背負った政治家やコメディアンらも眠っており、今でもファンがお参りに訪れます。

 きめの細やかなまだら模様で気品を感じさせるグレーの墓石や、薄緑がかった中に黄金色の帯文様が浮き出た深い味わいを感じさせる墓石…。同じ和型の一般的な石碑でも、大きくそびえ立つほどの迫力のものがあれば、ひっそり控えめでわびさびを感じるものもあります。芸術性を感じさせてくれる墓碑もあり、まるで美術館で色々な作品に触れたような気分になります。

交通アクセスは抜群

ゆったりとお参りができる特別壇

落ち着いた装飾の多段壇(中型)

 「著名な文化人と同じ墓地をもちたい」「由緒と格式があるお寺で先祖代々をしのびたい」-。そんな問い合わせが数多く、2013年、本堂に近い桜並木の入り口に新区画を増設。14年には納骨堂を新設しました。

 納骨堂は比較的手頃なロッカー式壇から、豪華な装飾が施された本格的な仏壇形式まで複数のタイプが用意されています。承継者がいない場合は、生前永供経を申し込むことができます。最長で13回忌まで納骨し、以降は総廟(合葬墓)に改葬されます。

 新宿からたった5分、渋谷からもわずか6分。京王線と京王井の頭線が交差する明大前駅は吉祥寺や下北沢など人気スポットの中継地点としても絶好のロケーション。車でのアクセスにも優れており、首都高速新宿線の「永福インター」から3分という近さです。

 交通アクセス抜群の立地にもかかわらず、それを感じさせない環境もこの霊園の魅力の一つ。墓地内を散策すると、意外な文化人のお墓にめぐり合うこともあり、一度見学に行くことをおすすめします。

(斉藤仁)


     
  • 緑に囲まれた築地本願寺和田堀廟所。心の安らぎを与えてくれる
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  • 和田堀廟所の正面入り口。建物は光寿閣
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  • 春には美しい桜が彩る墓地の並木道
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  • 九条武子の墓。如月忌には紅白の梅の花が
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  • お参りが絶えない樋口一葉の墓
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  • ゆったりとお参りができる特別壇
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  • 落ち着いた装飾の多段壇(中型)
  •    
  • インド仏教様式の本堂
  •    
  • 海音寺潮五郎の墓。芸術性豊かなデザインだ
  •    
  • 古賀政男の墓

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このお墓の情報

つきじほんがんじわだぼりびょうしょ

築地本願寺和田堀廟所

  • 寺院
  • 浄土真宗本願寺派(西)
  • 一般墓
  • 納骨堂
  • 駅から
    便利

  • 管理人
    常駐

  • 設備が
    充実

  • 駐車場
    が充実

  • 永代
    供養

  • 車いす
    に対応

  • 眺めが
    いい

  • 100万円
    以下

  • ペット
    と一緒

  • 友だち
    と一緒

  • 新規
    開園

  • 大型
    霊園

予算

総額目安 400.0 万円~

価格表

区間名 面積 永代
使用料
墓石価格 総額 年間
管理費
一般墓地 1.00 ㎡ 400.0 万円 1,800 円
一般墓地 1.30 ㎡ 520.0 万円 2,300 円
一般墓地 1.50 ㎡ 600.0 万円 2,700 円
一般墓地 2.00 ㎡ 800.0 万円 3,600 円
一般墓地 5.00 ㎡ 2000.0 万円 9,000 円
・このお墓の予算欄には永代使用料を掲載しています。別途、墓石代が必要となります
・永代使用料は非課税です。墓石価格には消費税がかかります
・墓石価格には彫刻代と工事代が含まれます
・寺院墓地は年間管理費欄に「護寺会費」などを掲載しています
・完成墓地の価格には永代使用料と墓石価格が含まれます
・同じ区画でも条件などによって価格が異なる場合があります。この場合、その区画の最も安い価格を掲載しています
・灰色で表示した区画は売り切れた区画です
・最新情報を掲載するよう努めていますが、時間差で売り切れた区画を掲載している場合があります。価格は予告なく変更する場合があります
・価格表に掲載していない区画もあります。詳しくは資料請求するか、お問い合わせください

最寄駅

京王線 明大前駅

交通アクセス

電車で 1:京王線「明大前駅」から徒歩10分
2:京王井の頭線「明大前駅」から徒歩10分
車で 1:首都高速4号新宿線「永福出口」から3分
その他

このお墓の詳細情報

名称 築地本願寺和田堀廟所
運営区分 寺院
募集条件 浄土真宗本願寺派(西)
埋葬スタイル 一般墓地、納骨堂
所在地 東京都杉並区永福1-8-1
敷地面積/総区画数
開園年 1934年1月
主な設備 管理棟、礼拝施設、駐車場、会席場、休憩所、水場、手桶置場、室内トイレ
駐車場 約50 台
特色 導師紹介、葬儀ができる、管理人常駐(昼間)、生花販売、線香販売、大型霊園、駅から歩ける、著名人が眠る、車いすで墓参できる、墓石を持ち込みできる、生前建立可能、駐車場が近い

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