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草花が咲く墓石 水やりで墓参りを生活の一部に

2017.12.27

 創業400年を超える石材店「石長」(神奈川県鎌倉市)が、「花壇墓石」を発売した。お供えの切り花は数日で枯れてしまうが、花壇墓石は土を入れることができ、草花が根を張るので、いつでもお墓が花で彩られる。故人が好きだった花、家族旅行の思い出の花、季節の花などを植え、日々の水やりや季節ごとの植え替えなどガーデニングを楽しみながら、お墓参りを生活の一部としていくことができる。
 シンプルで現代的なデザインの石碑をベースに、墓碑名部分は好みのカラーが選べる。骨壺を納めるスペースは花壇部分の真下に設けられている。墓石は広さ2平方メートルの場合、間口80センチ、奥行き190センチ、高さ97センチ~1メートル。材質は中国産御影石、インド産黒御影石。墓地の面積や間口、奥行きに合わせカスタマイズ可能という。販売価格は95万円(税別)から。
 石長は日本古来の伝統を守りながら、現代のライフスタイルに合わせたオリジナルデザイン墓石を製作。2015年にはオリジナルデザイン墓石の「水庭」がグッドデザイン賞を受賞している。
 同社は「お墓は家族の悲しみを癒やす心のよりどころ。花壇の手入れをして、供養をすることで、ふさぎがちな気分を紛らわせることができるのではないでしょうか」としている。


     
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