サニープレイス所沢（永代供養墓）

左：霊園内風景　右：東屋

ペット合葬墓

　新しいかたちの永代供養墓を提案する『サニープレイス所沢（永代供養墓）』は、2016年4月に所沢市に開園した樹木葬や納骨堂です。とりわけ、ペットと一緒に入れるお墓を探している方にぴったりの場所が見つかる霊園です。多様な納骨スタイルは、「お墓の承継者がいない」「地方にある遺骨を改葬したい」「子どもに負担をかけたくない」などの悩みを解消してくれるのではないでしょうか。

交通に便利な最寄り駅は「航空公園」/　航空発祥の地　所沢市

　サニープレイス所沢へのアクセスは、西武新宿線「航空公園駅」からバスで５分。バスは1時間に3本～5本が運行されており、待つこともなく霊園まで行くことができます。
　航空公園駅を降りると駅前ロータリーには、かつて大空を飛んでいた国産旅客機YS－11（元エアーニッポン機）が置かれています。所沢は日本初の飛行場が開設されたことから「航空発祥の地」とされているのだそう。駅の目の前にある所沢航空記念公園では、さまざまなイベントが開催されるので、お墓参りとあわせてイベントも楽しめそうです。
　霊園まで車を利用される方は、関越自動車道「所沢I.C.」から約5ｋｍの距離ですのでこちらも便利。園内には駐車場も用意されていて、今後、増設予定もあるので車での来園も心配がありません。

ガーデナーによる花が絶えない園内は癒しの空間

　『サニープレイス所沢（永代供養墓）』のシンボルツリーとなっているのが、樹木式永代供養墓の源平枝垂れ桃の樹。開花の時期は限られていますが、白花、紅花、紅白絞りの三色の花を咲かせます。
　桃の花が咲いていない時期でも、ガーデナーによって園内はいつでも季節の花に彩られ明るく心安らぐ場所となっているのでお参りの際に園内の東屋でお花を見ながら休憩できるのも嬉しいですね。こちらの墓所は、ほぼ全ての墓所でペットも一緒に入ることができるのでお墓をお求めの方も動物好きが多いです。愛犬とお散歩しながら一緒にお墓参りにみえる方もいるのだとか…。

新しいかたちの永代供養墓　連棟式永代供養墓「やすらぎの碑」

連棟式永代供養墓「やすらぎの碑」

　新しいかたちの永代供養墓として注目されているのが連棟式永代供養墓「やすらぎの碑」。有期限付きと永代があり年数も選ぶことができます。人数ごとの申込ではなく、一区画での申込なので入れる人数も多いです。有期限つきの場合は、最後の方のご遺骨を収めてから13年または33年後に樹木式永代供養墓へ移されることになっています。管理費も必要がないので購入後の費用も押さえられるのが魅力です。
　納骨堂や樹木葬などとの違いは、家族単位の納骨場所となるので一般のお墓のように個別にお花やお線香を手向け、故人と向き合い手を合わせることが出来るというところ。墓所のエリアは季節の花のプレートで区分けされており各家の墓標となる石のプレートは自由デザインで彫刻をすることができます。家名の他にも、好きな言葉やイラスト、自筆の文字などを彫刻している墓所も多いです。

自然に還ってゆくように　～樹木式永代供養墓「桃源郷」

樹木式永代供養墓「桃源郷」

　「桃源郷」とは、苦しみのない安住の地、理想郷のことです。樹木式永代供養墓「桃源郷」は、ブライトガーデンとホームガーデンの2ヶ所に分かれていてどちらも枝垂れ桃がシンボルツリーとなっています。ブライトガーデンの献花台先には、芝が広がり奥のシンボルツリーの前の大きな石の輪のオブジェが霊園全体を見渡すように配置されているのが印象的。合葬タイプと個別タイプがあり、個別タイプのペット共葬エリアではペットの納骨も可能。また、ホームガーデンのすぐ前には、ペット専用のペット合葬墓「想い出の碑」があり、ペットと一緒にお墓に入らなくても近くに愛しい存在を感じることができます。

納骨式永代供養墓「吉祥」

納骨堂「吉祥」

　納骨式永代供養墓「吉祥」は、地下部分に納骨室を設け個人用、夫婦用、家族用と個別の場所にご遺骨を収めます。もちろん家族の一員であるペットも一緒に入ることができます。お参りは地上の納骨室入口に設けられた献花台で持参したお花やお線香を手向けます。

料金プランは色々、自分に合ったものを選べばいい

　『サニープレイス所沢（永代供養墓）』では、多種多様の納骨スタイルが提案されています。その数だけ料金プランもあるので自身の目で見て疑問に思うことを直接聞くのがおすすめです。案内は、NPO法人「大樹の輪」のスタッフが親切に対応してくれるので気軽な気持ちで見学に行くことができます。

　今回、霊園を歩いてみて、大き過ぎず、小さ過ぎない規模の霊園であることが、「隅々まで目が行き届き安心感のある場所」になっているように感じられました。また、大型霊園が隣接していることで、今後、大きな建造物が建つこともなく広い空と陽当りがこの先もずっと確保できることも利点の一つなのではと思いました。
最後に、枝垂れ桃の樹の前に大きな石のリング状のオブジェがあったのでその意味を聞くと「この空の向こうに光がある」という意味が込められているのだと案内をして下さったNPO法人 大樹の輪の福嶋裕貴さんが教えてくださいました。

NPO法人 大樹の輪　とは

　「自身の意思を尊重し、人間の尊厳が守られ、遺骨が安心できる場所に納骨・供養されることの推進」を設立目的に掲げ、昨今の少子高齢化・無縁社会が起因し世間に浸透してきている「終活」の中でも、様々なトラブルが多く、相談窓口も少ないお墓関連に特化したサポートを行っている特定非営利活動法人です。