2014.12.12
東京メトロ丸ノ内線・銀座線の「赤坂見附駅」から徒歩わずか2分、千代田線「赤坂駅」からも5分ほど。「伝燈院 赤坂浄苑」の交通アクセスは抜群です。午後9時まで開苑しているため、仕事帰りにも参拝できます。法要や会食のための施設も充実。年間の護持会費(管理料)は最大50年分の前納を受け付けるなど、多様化する現代人のライフスタイルに配慮した施設になっています。
飲食店が立ち並ぶ一ツ木通りから赤坂不動尊の赤い鳥居をくぐり、左に折れると、重厚な造りの建物が出迎えます。
オープンは2013年4月。手と手を合わせる「合掌」をイメージした建物で、エントランス上にある鳥のオブジェは「過去」「現在」「未来」の命のつながりを表しているといいます。
開放感がある1階ロビー。新しい建物ながら、お寺の温かみを感じさせるデザインになっています。エレベーター前は2階までの吹き抜けで、陽光を取り入れやすくするため、大きな窓ガラスになっており、とても明るい雰囲気です。流れ落ちる滝をイメージしたオブシェもすてきです。
参拝室は2階の「松風」と3階の「羽衣」の2フロア。「松風」は、墓石が丸みを帯びた温かみのあるタイプ、「羽衣」は従来の墓地同様四角いオーソドックスなタイプに分かれています。
それぞれ6カ所の参拝ブースがあり、ブース横にある端末にカードをかざすと、お骨を納めた厨子(ずし)がブースに運び込まれます。厨子には7寸骨壺(直径21センチ)で2霊分を納骨。4寸骨壺を使用した場合8霊分の納骨が可能です。基本的に納骨できる骨壷の霊数に制限はありません。
カードをかざしてから1分ほどで扉が開き、厨子が納められたお墓が現れ、お参りできます。お墓には、水鉢が置かれ故人に手向ける水が絶えずわき出ており、すがずがしい水音が室内に広がります。抹香をたくこともでき、室内墓苑ながら、外墓と同じような感覚でお参りができます。
葬儀や法要を行うスペースを完備させているのも大きな特徴です。
5階にある本堂は、最大で40人の利用が可能。また、少人数での法要ができるよう3階には12人ほどを収容する副本堂もあります。4階は最大48人の客殿・客間があり、法要後の会食などに利用できます。
伝燈院は曹洞宗ですが、門戸を広げ、宗旨宗派を問わず納骨が可能。法要や客間も開放しています。
夜9時までの開苑時間の延長は利用者の要望に応えたものだそうで、「それが契約の決め手になったという人もいる」と角田賢隆館長は語ります。
都心で駅から近い点は、意外なことに地方からも注目を集め、北は東北、南は九州まで全国各地から購入の相談があるといいます。子供たちの生活圏が東京に移ってしまい、墓参りにくる子供たちのことを考えて東京を“終のすみか”にしたい-。そんな考えが背景にあるようです。地方から法事に来る場合でも、東京駅や羽田空港からも遠くない。地方の人でも安心感があります。
外墓の場合、契約の7割近くは遺骨を持っている人が多いのですが、ここでは、生前契約が全体の半数近くを占めているといいます
お墓の価格は「羽衣」「松風」ともに150万円、年間の護持会費(管理費)は1万8000円となっています。購入時の料金に含まれるのは、永代使用料や永代供養料、遺骨の収納厨子、厨子の前に入れる御影石の銘板の彫刻費用など。
伝燈院が導師を勤める葬儀・法要は本堂、客殿などの使用料が無料になります。要望があれば、戒名を授与。「戒名授与式」に参加してもらうことで、生前戒名を授与します。年間護持会費については50年間分を前納できます。
(石垣良幸)
でんとういん あかさかじょうえん
総額目安 150.0 万円~
東京メトロ丸ノ内線 赤坂見附駅
電車で |
1:東京メトロ丸ノ内線「赤坂見附駅」から徒歩2分 2:東京メトロ銀座線「赤坂見附駅」から徒歩2分 3:東京メトロ千代田線「赤坂駅」から徒歩5分 |
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車で | |
その他 |
名称 | 伝燈院 赤坂浄苑(納骨堂) |
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運営区分 | 民営 |
募集条件 | 宗教不問 |
埋葬スタイル | 納骨堂 |
所在地 | 東京都港区赤坂4-2-32 |
敷地面積/総区画数 | 3,758区画 |
開園年 | 2013年4月1日 |
主な設備 | 管理棟、礼拝施設、会席場、休憩所、室内トイレ |
駐車場 | |
特色 | 祭祀自由、永代供養、線香販売、駅から歩ける、車いすで墓参できる、跡継ぎなし可能 |