緑に包まれたガーデニング霊園「エクセレント八王子聖地」（東京都八王子市）

自然に溶け込む墓域

墓域の外側には緑の木々が茂っている

ガーデニング風のテーブルセット

　京王線「京王八王子駅」からタクシーに乗車すると、10分ほどで霊園に到着します。国道16号線に面した入口から20～30メートルほど奥に進むと、駐車場と管理棟があり、正面に墓域が広がっています。

　墓域に足を踏み入れて最初に感じるのが、緑の多さ。周囲が生け垣できれいに囲まれているほか、お墓とお墓が背中合わせになった部分にも生け垣が配されています。また、敷地の外に目を向けると、墓域を取り囲むように青々とした木々が茂っていて、墓石や参道が彩り豊かな自然に溶け込んでいました。

　主参道にはガーデニング風のテーブルセットが２つ設置されているので、休憩がてら景色を楽しむこともできます。

　また、天気が良ければ、墓域の一角からは、富士山が見えます。眺望のよさや公園のような雰囲気もあいまって、よくお参りに来るという方が多いようです。

全域がバリアフリー

墓域の入り口脇に設置された水場

永代供養墓の庭園墓。天気がいいと正面奥に富士山が

　園内は全域がバリアフリー設計。駐車場から墓域まで一切段差がなく平らなので、高齢者や車いすの方でも安心です。管理棟では車いすの貸し出しもしています。参道はインターロッキング舗装なので水はけがよく、雨天時や雨上がり後の参拝でも歩きやすいです。

　水場は墓域の入り口と主参道の奥の２カ所に設置され、手おけも完備。お彼岸など参拝者が多い時期は墓域内に臨時で給水用タンクを置くそうで、参拝者への配慮が行き届いていると感じました。

　霊園内のお墓は墓石タイプが一般的ですが、かねて要望が多かった永代供養墓を2013年６月に開設。庭園墓と樹林墓の２種類があり、利用される方が増えているそうです。

（深澤真貴）