産経新聞
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お墓の引越し・墓じまい

移住をする人が増えるにつれて、「お墓の引っ越し」をしたいという人も増えています。最近では、「墓じまい」という言葉もよく聞きますが、これは「お墓の引越し」の1プロセスのことです。

「お墓の引っ越し」には、いくつかのタイプがあって、タイプによって手順や費用も変わってきます。

「お墓の引越し」、「墓じまい」とは?

「お墓の引っ越し」というのは、「改葬」のことです。「改葬」の意味は、「墓地、埋葬等に関する法律」(墓埋法)で定められていて、「埋葬した死体を他の墳墓に移し、又は埋蔵し、若しくは収蔵した焼骨を、他の墳墓又は納骨堂に移すこと」です。

一方で、最近一気に広がりをみせている「墓じまい」という言葉は、新しい言葉です。「墓じまい」を最初に用いたのは2009年、大阪の霊園開発業者「霊園・墓石のヤシロ」の八城勝彦社長だといわれています。同社では「いまあるお墓を処分して、新たに供養する」ことを「墓じまい」と呼びはじめました。それが全国的に広がったのは翌年以降です。

とりわけ昨今の「終活ブーム」のなかでは、墓や葬儀など供養に関するものすべてについて、「簡素」「簡略」「省略」することが良いことと考える人が多く、「墓はないほうがいいと考える人が増えている」といった文脈で使われることがあります。それに対して、「全国石製品協同組合」は、「①既に建っているお墓から遺骨を取り出す。②もとのお墓を撤去し更地に戻す。③新しい墓地にお墓を建てる。④遺骨を納める—の、4つの流れを『改葬』という。『墓じまい』とは、②「もとのお墓を撤去し更地に戻す」ことだけを指し、改葬をする一連のプロセスのひとつ」と位置づけました。

引越しのタイプ

お墓の引っ越しには、次の4つのタイプがあります。

  • (A)古い墓から、遺骨だけでなく墓石まで丸ごと、新しい霊園に移送する
  • (B)遺骨だけをすべて移転する。
  • (C)複数ある遺骨(骨壺)から、その一部だけを移転する。
  • (D)骨壺のなかの遺骨の一部だけを移動する「分骨」をする。

どのパターンを選ぶかで、新しい墓地の選択の幅も違ってきます。
例えば(A)では、移転先の霊園がそもそも元の墓石を受け入れてくれるかどうか、敷地の大きさが合うかなど、制約が大きくなります。(C)なら元の墓は残すことになるので、それを今後どう維持していくかも決める必要があります。
一般的には、(B)のやり方が多くなっています。

また、普通に新しくお墓を建てる以外にも、永代供養墓、納骨堂、樹木葬、散骨、手元供養などの方法もあります。

お墓の引越しの手順

法的な手続きは(A)(C)は同じですが、(D)は異なり、いまある墓の管理者から「分骨証明」を発行してもらう必要があります。

具体的な作業は、タイプやケースのよって、墓の移送の有無や、遺骨が多くて新しい墓に入りきらない場合にパウダー状に細かく粉骨するかどうかなど、必要な作業が変わってきます。分からないことがあれば、業者に相談するのが一番です。

なお、民間霊園や寺院墓地の場合、墓石撤去工事や新たな設置工事ができる業者が、規約で「指定業者」として決められている場合があるので、墓地管理者に確認しましょう。

引っ越しの手続

お墓の引越しの費用

費用は、引っ越しのタイプがどのようなものになるかで大きく変わってきます。

(A)のようなタイプを選択した場合には墓石移送費用が必要となります。(B)タイプを選んで新しい墓を建立すれば、その費用が必要になります。ロッカー式の納骨堂に納めるのであれば、墓を建立するよりも費用が抑えられます。実際の発注に当たっては、できれば複数の業者から費用見積もりを出してもらいましょう。

下記の表は『終活読本ソナエ』の2014年冬号より転載したものです。A社は関西の霊園、B社は関東の法律事務所、C社は関東の石材業者ですが、これは、ほんの一例にすぎません。

引っ越しの値段

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