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墓じまいの「質問30」  僧侶、業者、学者からの回答

2019.09.26

 一生に一回経験するかどうかの「墓じまい」。ただでさえ情報が少ないうえに、家庭の事情、寺からの離檀といったセンシティブな問題もある。その道の専門家に、墓じまいの気になる疑問・質問を聞いてみた。

回答者 日本石材産業協会 墓石部会長 佐野 雅基さん

Q1 墓じまいの費用の相場感、目安を教えて

A1 地域によって異なりますが、静岡県にある弊社のエリアでは「約2平方メートルの『丘カロート(納骨室が地上にある)式』」の墓が多く、更地にするための相場は20万~30万円です。
地価が高く、霊園の造成費用などが高くなりがちな東京都内では、撤去費用も地方より高めで50万円ほどかかることもあります。関西方面では、使わなくなった墓の竿(石塔の一番上の部分)を大切に安置することも多く、その場合には供養代もかかります。また、引っ越し先でお墓を建てる場合にはその土地の使用料、墓石代なども別途必要になります。お墓を建てる費用以外に、永代供養にする場合は永代供養代もかかります。


Q2 自分で遺骨を取り出したり、運んだりできる?

A2 作業としては可能です。一般的には墓で「魂抜き」の読経をしてから、石材店がお骨出しをして、施主が新しい墓に運び、新しいお墓で石材店が納骨してお経を詠んでいただくという流れになります。しかし、カロートの開け方がわかっており、石を傷つけてしまう心配もなければ自分で取り出すことも納骨することも可能です。
ただし、お墓の管理者への許可や改葬にあたる行政手続きは必要です。勝手に遺骨を取り出すことはできません。


Q3 墓が遠くにあるため、墓じまいに立ち会えない。どうしたらいいですか?

A3 業者に任せてしまい、墓じまいの作業に立ち会わないケースもあります。ただ、墓は自分たちも含めた家族、親戚、ご先祖さまが気持ちをこめて祈ってきたものです。
可能な限りは、作業に立ち会って墓の最後を看取ってあげることも必要だと考えます。ご自身が難しい場合はご家族やご親戚に立ち会っていただくことも、ぜひご検討ください。


Q4 主人の実家の墓は昔一度訪ねたきり。墓の場所もよく覚えていない。でも荒れ放題にできないので墓じまいを決意したいが、どうしたらいい?

A4 どこの墓地(寺院など)・霊園にあるかをご存知であれば、管理事務所で場所を特定してくれるはずです。管理が曖昧な村落墓地や個人墓地ですと特定は難しくなります。
ご先祖さまの俗名や亡くなった日などの情報を集めながら、現場で特定していくことになります。

Q5 カロートを開けたら複数の骨壺が出てきた。誰の遺骨かわからなくても、墓じまいできる?

A5 墓誌に故人の名前がない、墓地管理者が持つ墓籍簿にも掲載されていない、ということであれば、とりあえず誰の遺骨かの見当をつけ、墓地管理者と相談して改葬許可申請をするのが良いかと思います。
見当をつけられず、改葬許可が得られない場合は、墓じまいも、引っ越しもできません。


Q6 墓地を更地にするめどがたちました。さて、いままで使用していた墓石はどうしたらいい?

A6 石材店に依頼し、解体処分することになります。工事の前には僧侶に魂抜きの経を読んでもらいます。処分に抵抗がある場合には、墓の竿石を供養し安置してくれる場所がある場合もありますので、持って行ってもらえば良いと思います。

Q7 骨壺が2つのときと、4つのときとで、墓じまいの値段は変わるの?

A7 1つのカロート(納骨室)に入っていれば大きく金額は変わりません。一般的に墓じまいの工事費用は「骨壺の数」よりも、「納骨の形態」によって異なります。つまり、骨が骨壺に入れられているのか、直接カロート内に撒かれているのか、土に埋められているのかによって、手間が変わるために異なります。値段は石材店によっても異なるので、見積もり内容をしっかり確認することが大切です。

(終活読本ソナエ2019秋号 特集「墓じまい」に続きと詳細)


         
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