2016.12.18
エンディング産業展では石工男子たちの写真が展示された
「日本が誇る石工たちの、魂の仕事」を知ってもらおうと、日本石材産業協会が『石工男子』と銘打ったプロジェクトを展開している。
協会に加盟する石材店の若手に、石工男子として登録してもらい、その仕事ぶりをインターネットやイベント、広告などを通じて広く紹介することで、墓など石造物に対する世間の認識を高めてもらうことが目的だ。
石工男子たちにとっても、自分たちが脚光を浴び、情報発信源となることで、伝統技能の継承といった職業意識が高まるという狙いもある。
現在登録しているのは、採石、加工、施工、運送など多岐にわたる業種からの計40人。すでにフェイスブックなどに、全国各地の石工男子たちが、石を「切り出す」「けずる」「磨く」「叩く」といった技術を学びながら仕事をする様子などが掲載されている。
8月22日から3日間にわたって東京で開催された「エンディング産業展」では、石工男子たちの写真展示も企画された。
協会広報委員会では「衰退が指摘される日本の石材産業だが、現場には日々努力している若手石工たちがいる。彼らの存在をクローズアップすることで、日本の石材産業を盛り上げていきたい」と、話している。
日本石材産業協会は、墓石や石材など全国1263社で組織する団体。
プロジェクトの様子は、インターネットから「石工男子」で検索できる。
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