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一条真也の供養論㉓  死を乗り越える言葉

2020.06.01

 日本では各地で緊急事態宣言が解除されたとはいえ、世界における新型コロナウイルスの感染拡大はいまだ止まりません。
 そんな中ではありますが、わたしは『死を乗り越える名言ガイド』(現代書林)という新著を上梓しました。「言葉は人生を変えうる力をもっている」というサブタイトルがついた本書の帯には「『グリーフケアの時代』に読みたい一冊」と大書され、上智大学グリーフケア研究所所長で東京大学名誉教授の島薗進先生による「誰もがいつか死ぬ。死の必然をしっかり意識して生きることの重要性は、多くの聖人・賢者・英雄・偉人たちが説いてきた。では、死をどう受け止めればよいのか。明確な答えがあるのか。博識無比の著者は、古今東西の答えのバラエティーを示し、あなたの探求を助けてくれる。読者ひとりひとりが死を問い、答えを得るための頼もしい手がかりを見出すことができるだろう」という推薦の言葉が書かれています。日本における死生学の第一人者から過分な推薦の辞をお寄せいただき、まことに光栄です。

 さて、わたしは、冠婚葬祭会社を経営しています。日々、さまざまなご葬儀にかかわらせていただく中で、多くの遺族の方々に接してきました。その経験の中で共通して実感しているのが、他ならぬ言葉の力です。
 『死を乗り越える名言ガイド』には、小説や映画に登場する言葉も含め、古今東西の聖人、哲人、賢人、偉人、英雄たちの言葉、さらにはネイティブ・アメリカンたちによって語り継がれてきた言葉まで、100の「死を乗り越える」名言を紹介しています。
 上智大学グリーフケア研究所特任教授で京都大学名誉教授の鎌田東二先生は、「葬儀もできない今の新型コロナウイルスによる死の迎え方は、人類史上究極の事態かと認識しています。車間距離のように『身体距離』を取る必要を要請されている状況下、どのようなグリーフケアやスピリチュアルケアがあり得るのかを知恵と工夫を出し合わねばなりません」と述べておられますが、わたしは「身体」の代わりになりうる最たるものは「言葉」であると思います。そのためにも、同書では、わたしの死生観を育ててくれた100の言葉を集めました。

 グリーフケアという営みの目的には「死別の悲嘆」を軽減することと「死の不安」を克服することの両方があります。新型コロナウイルスの感染拡大で日本中、いや世界中に「死の不安」が蔓延している現在、「死の不安」を乗り越える言葉を集めた本書を世に送り出すことに大きな使命を感じています。本書を読まれたあなたの死別の悲しみが和らぎ、死への不安が消えてゆきますように……。


いちじょう・しんや
 1963年生まれ。福岡県出身。早稲田大学政治経済学部卒。大手冠婚葬祭会社サンレー社長。『老福論』『葬式は必要!』『愛する人を亡くした人へ』『命には続きがある』『儀式論』など著書は90冊以上。2012年、『論語』の精神の普及により、第2回「孔子文化賞」を受賞。上智大学グリーフケア研究所客員教授。


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