産経新聞
0120-789-062 ※受付時間 9:00~20:00 (年中無休) メールでのお問い合わせ お墓探しは、資料請求、見学予約、その他どんなことでもお気軽にご相談ください
0120-789-062 ※受付時間 9:00~20:00 (年中無休) メールでのお問い合わせ
  • トップ
  • ニュース
  • 【津川雅彦、朝丘雪路 合同葬お別れの会】 黒柳徹子さん弔辞「もっと年取った雅彦ちゃんの芝居見たかった」

一般記事

ニュースをもっと見る

【津川雅彦、朝丘雪路 合同葬お別れの会】 黒柳徹子さん弔辞「もっと年取った雅彦ちゃんの芝居見たかった」

2018.11.21

 テレビドラマに出ていたとき、一番共演が多かったのが雅彦ちゃんでした。恋人もやりました。秘書も会社の同僚も、そんなわけで若いころからの友達でした。雅彦ちゃんは取り繕うことがなく、いつ会っても変わらない雅彦ちゃんでした。朝丘雪路さんと結婚したとき、あとで笑い話になりましたが、ある日、新幹線に乗ったら、まだ人が乗り込んでいない車両のなかに、雅彦ちゃんが立って誰かと話していました。私は近よりながらかなり大きい声で「ねえ、結婚したんだって?」と聞きました。「そうだよ」というので、私はさらに大きい声で「どうして?」と聞きました。そのころ雅彦ちゃんはプレーボーイで結婚なんて無縁に思えていたからでした。
 雅彦ちゃんは「だって踊りがいまいからさ」と言いました。私は「えっ、踊りがうまいから結婚するの?へんじゃない?」となおも大声で言いました。
 なんか雅彦ちゃんの態度が変なので、気がついたら、反対側の席に朝丘雪路さんがネッカチーフをかぶって座っていらっしゃいました。私は「じゃあね」、と自分の席に座りました。
 後年、朝丘さんに、あのとき私たちが話してたこと聞こえました?とお聞きしたら、朝丘さんはあの声で「ええ聞こえてました」と言いました。
 その数年後、真由子ちゃんが生まれて、雅彦ちゃんはどこへ行くにも真由子ちゃんを連れて歩きました。5歳くらいからです。それが20歳ぐらいまで続きました。大人の間にはさまって、5歳の真由子ちゃんはどんな気持ちだったのかなと思いますが、それぐらい可愛がっていました。17、18歳になったころ、ボーイフレンドができると、すべて雅彦ちゃんは壊していました。
 後年、最後に会ったとき、「真由子ちゃん結婚は?」と聞いたら、なんかもそもそ言って「どうやら結婚したけど仕方がない」みたいな残念そうな声でした。
 こういうお父様とお母様を同じ年に亡くした真由子ちゃんの悲しみは慰めの言葉もないぐらいです。
 私は雅彦ちゃんの老け役に期待していました。おばさんの沢村貞子さんに、「雅彦は顔がいいから、ひとの4倍は勉強しなきゃうまいといわれないよ」と言われていました。私はこの間、「勉強は4倍したの?」と聞いたら、「したよ」と言いました。確かに最近の雅彦ちゃんは個性的ないい俳優になっていました。人にわからないように勉強したのでしょう。でも私は、もっともっと年を取った雅彦ちゃんの芝居がみたかった。本人もきっと残念がっているでしょう。長い間お友達でいてくれてほんとうにありがとう。心からご冥福をお祈りしています。ありがとう。


関連リンク

     
  •      

「ソナエ」は、産経新聞社が運営する安心できるお墓探しサイトです。
ご希望のお墓の資料請求や見学予約をしていただけます。
詳細は安心のお墓探しとはをご覧ください。