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【津川雅彦 朝丘雪路 合同葬お別れの会】五木ひろしさん弔辞「朝丘さんは何をとっても超一流」

2018.11.21

弔辞を読む五木ひろしさん

 津川さん、朝丘さん、こういう日が来るとは、夢にも思っておりませんでした。ご夫妻、お二人ともに大変あたたかく接していただいた一人です。
 振り返れば、まだ五木ひろしとしてスタートして間もなく、劇場公演をやるときに、チームを組んでくださったのが、おじさまにあたる映画監督のマキノ雅弘監督が演出、そして津川さんが助手を務めてくださり、そして私の相手役として朝丘雪路さんに出演していただきました。それはもう40年以上も前のことです。すばらしいファミリーでスタッフをつくっていただいて、お芝居のことはまだ右も左も分からない私に、細かくアドバイスをしていただきました。その劇場公演も定着していくなかで、朝岡雪路さんとは何度も共演をさせていただきました。
 朝丘さんは宝塚、女優、そして歌手、さらにまた日本舞踊の深水流の家元、さまざまな芸を身につけていらっしゃる。朝丘さんとの共演は楽しみでしたし、言葉では言いませんでしたが、一緒にお芝居をしながら、さまざまなことを学ばせていただきました。
 いろいろな経験を積まれた朝丘さんですから、その芸の深さ、美しさ、何をとっても超一流でした。お芝居で一番思い出すのは長谷川伸原作の「一本刀土俵入り」や「沓掛時次郎」ですが、そうしたお芝居をしたときに朝丘さんに相手役を務めていただきました。
 とくに「一本刀土俵入り」を演じましたときには、お蔦の役をやっていただき、その舞台を津川さんも観に来てくださいました。そして明けてすぐに三人で一緒に食事をしながら、津川さんは私の茂兵衛をとてもほめてくださいました。まだまだ自信のないときでしたけれども、その言葉でそこから先の舞台公演を自信をもってつとめることができました。あの津川さんにほめていただいた、それは本当にうれしかったです。
 その後、津川さんは毎年、年末近くになりますと、一年の間に出たさまざまな新聞を中心とした私のいろいろな記事を集めて送ってくださいました。ああ、気にしていただいてるのだな、そしてまた、いつも見ていただいているのだな、そう思って心優しい、気配りのある津川さんに感動しておりました。
 劇場公演では必ずお芝居があり、歌のステージがあります。その歌のステージで和の世界をお届けするときに、朝丘さんと一緒に、何十回となく踊らせていただきました。深水流の発表会のときにも参向させていただいたこともあります。
 花柳流の家元、当時の花柳芳次郎先生に振付をしていただいて、朝丘さんとさまざまな日舞を踊らせていただきました。それはお芝居も日本舞踊も含めて、大きな財産として現在もなお劇場公演でつとめさせていただいております。
 たくさんの思い出があって、今日は何をお話ししようかなと思ったのですが、そういった意味でご夫妻には大変お世話になりました。今日のこのお別れの会で改めてお二人に感謝の気持ちを申し上げたい。そしてさまざま教えていただいたことを、舞台で、またさまざまな活動で生かしていきたいと思っております。どうぞ天国で見守っていただければ大変うれしく思います。
 そしてもうひとつ、津川さんには私の家内が初舞台を踏んだときに、さまざまな御指導をしていただきました。妻に代わり御礼申し上げます。
 こうしてご夫妻が並んでいるお写真を見て、朝丘さんが亡くなられてすぐに後を追うようにして逝かれた津川さん。愛情の深さを感じて感動しております。どうぞ天国に行かれても、お二人仲良く、そして娘さんのことは大勢の皆さんが守っていってくださることと思います。どうか安心して、そしてどうか私たち後輩のことを見守っていただければ大変うれしく思います。
 津川さん、朝丘さん、本当に長い間、勉強させていただき、お世話になりました。感謝の気持ちを込めてお別れをさせていただきます。本当にありがとうございました。


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