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【らしさのある葬儀】元プロ野球選手 衣笠祥雄さん 6月28日 広島市のリーガロイヤルホテル広島で「お別れの会」

2018.08.30

衣笠さんの祭壇

江夏豊氏の献花

球界の「鉄人」 骨折してもフルスイング

 プロ野球記録の2215試合連続出場とともに、広島球団の黄金期を築いた「鉄人」のお別れの会には、球界関係者800人に加え、2200人のファンが一般献花に訪れた。

 祭壇には普段着で微笑む写真が飾られ、広島の緒方孝市監督は「衣笠さんの時代に負けないぐらい強いカープをつくりたい。秋にリーグ優勝、日本一の報告ができるように精いっぱい頑張りますと誓った」と決意を示した。
 京都・平安高(現龍谷大平安高)から1965年に広島に入団。3度の日本一に貢献した。連続試合出場では87年6月にルー・ゲーリッグが持っていた当時の米大リーグ記録2130試合を上回り、国民栄誉賞も受賞。同年、現役を引退し、解説者として活躍した。

 語り継がれるのは79年8月2日に広島市民球場で行われた対巨人戦。前日に西本聖投手から死球を受け、肩甲骨を骨折。全治2週間と診断され、1122試合で連続試合出場記録が途切れる危機が訪れた。だが、この日の試合には代打で登場。江川卓投手の前に三振に倒れたが、骨折しているとは思えない豪快なフルスイングでファンを沸かせた。「1球目はファンのため、2球目は自分のため、3球目は西本君のためにスイングしました」とのコメントに、衣笠さんの優しさがあふれていた。
「鉄人」のイメージが強いが、通算安打2543本、通算本塁打504本と球史に刻んだ記録は多い。出場試合数は2677。背番号「3」は広島の永久欠番になっている。

 ともに主軸を組み、「赤ヘル」を牽引した山本浩二さんは「早過ぎた。寂しい限り。現役時代はライバルとして負けたくない気持ちでやっていた。キヌなしでは私も成長していない」と盟友の死を悼んだ。広島時代にチームメートだった江夏豊さんは「あいつのことを100%忘れることはない。自分の人生の中で、野球を通じて必要な男だった」と目を腫らした。
達川光男さんは「感謝しかない。あまり長くあいさつすると涙が出てしまう。キヌさん、ありがとうございました、と言いました」と声を絞り出した。広島から米大リーグに渡って活躍した黒田博樹さんも「本当に偉大なカープの大先輩を亡くして非常に残念」と話した。現役の新井貴浩内野手は「自分の小さいころのスター」と思いをはせた。
 献花会場では、衣笠さんの野球人生をイメージして作曲されたという交響詩「限りなき挑戦 衣笠祥雄」が流された。発起人でもある球団の松田元オーナーは、数々の写真パネルを前に「思い出すことがたくさんありすぎて感情が押し寄せてくる」と涙ぐんだ。

衣笠祥雄氏(きぬがさ・さちお=元プロ野球広島東洋カープ選手)2018年4月23日、上行結腸がんのため死去、71歳。


     
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