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家族信託 〈絆〉で守る親の財産 ③成年後見から家族信託へ

2018.07.17

 当初、両親のマンションを売却する方法として、不動産業者から勧められたのは成年後見人を立てることだった。高橋さんが家庭裁判所に申し立てをすれば、後見人が代理で売却できる、とアドバイスされた。
 高橋さんは後見人の申し立てに傾きかけたが、重要なことに気づいてそれを取りやめた。父に後見人をつけてマンションの売却をして得た資金は、父の介護のためには使えても、母の介護のためには使えなくなってしまうのだ。マンションの売却はいったん白紙に戻さざるを得なかった。
 とはいえ、時間が経てば経つほど父親の認知症が進んでしまい、いよいよ何もできなくなってしまう。早く何とかしなければと焦るものの、解決策が見つからず、時間だけが過ぎていった。
 途方に暮れていたところ、夫から「家族信託」という制度が使えるのではと教えられた。そのときは家族信託という言葉も知らなかったが、セミナーに参加して、メリットを理解した。家族信託は文字通り家族を信じて財産を託し、管理してもらう方法だ。高橋さんは「私はこの仕組みを知って、気持ちが前向きになりました」と語る。
 両親に家族信託の相談をもちかけると、意外にすんなりと納得してもらえたそうだ。「契約したのは2016年のクリスマスの日でした。その後は父の認知症の症状が強く出ることもありましたから、あのときが契約のぎりぎりのタイミングだったと思います」
 その後、高橋さんは無事にマンションを売却することができ、いま家族信託の受託者として、父と母それぞれの介護費用を管理している。
 高橋さんは「あれから1年あまり。母も娘の私に任せたことで安心したようで笑顔がとても明るくなりました」と話している。


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