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コロッケが物まね封印し、葬儀会社部長に 映画「ゆずりは」主演インタビュー

2018.06.08

コロッケこと滝川広志演じる葬儀会社営業部長が葬儀で故人の夢を語るシーン

舞台挨拶でトークを交わす滝川広志(右)と新入社員役の柾木玲弥

 エンターテイナーのコロッケが葬儀社の営業部長役に挑んだ初主演映画「ゆずりは」(加門幾生監督)が16日から、新宿 K’s Cinemaイオンシネマ板橋など、全国で順次公開される。さまざまな葬儀の現場で出合う別れや悲しみを通して、自身が抱える葛藤と向き合う男を見事に演じている。得意の物まねや笑いを封印して本名の滝川広志として臨み、俳優として新境地を開いている。
作家、新谷亜貴子の同名小説が原作。「台本をいただいたとき、シリアスな物語であるうえに、演じる役柄がすごく静かな人物なので、本当に自分でいいのか、ほかに適役の人がいるんじゃないか、と何度も確認しました。コロッケのイメージが定着しているので、こうした映画やドラマで主演することはほとんどあきらめていましたから。『いや、ぜひコロッケさんにお願いします』と言っていただき、これは滝川広志として、きちんと臨まなければと覚悟を決めました」
 
 7キロダイエット、千葉県八千代市に泊まり込み
  
 物語は、滝川演じる葬儀社の営業部長、水島正二が、周囲の反対を押し切って、型破りな若者、高梨歩(柾木玲弥)を新入社員として採用するところから始まる。水島は、あるつらい過去のために感情の起伏すら失っていた。一方の高梨は破天荒な若者だが、遺族の気持ちに強く共感する純粋性をもっている。この2人が、さまざまな葬儀の現場で、遺族に向き合うなかで、生と死を見つめ、人として再生していく。タイトルの「ゆずりは」は、春に若葉が芽吹くと、前年の葉が譲るように落葉することから、命のバトンに見立てられる常緑樹だ。
 今回、滝川広志として“コロッケ”を封印したのは、死を見つめる物語の重さとともに、水島が「静」、高梨が「動」という対比があったからだという。「僕は動きまわって笑いをとる“動”の人間ですが、2人がともに〝動〟の動きをしたら、物語が成り立たなくなってしまう。ちょうど阿吽像と同じように、それぞれの役割を果たすことが大事だと。まあ、派手な動きを封印したのは、僕にとってはとてもストレスでしたけどね」と笑う。
 撮影は千葉県八千代市のオールロケで行われた。滝川は水島に徹するため、撮影前に7キロもダイエットした。撮影中の約3週間は、市内のビジネスホテルに泊まり込み、街を歩き、スーパーで買い物をし、居酒屋で飲んで、水島になりきった。「自宅に帰るとコロッケに戻ってしまうので、また水島になるのが大変なんです。それぐらいの重さを感じて取り組みました。余計なものをそぎ落として、そぎ落として、一切合切なくしていくという作業は経験がなかったですから」
 水島が葬儀の司会として、命の尊さ、亡くなった人の夢を語るシーンは圧巻だ。「考えて演技をしようとしても、絶対できない場面です。実際に水島という人物が葬儀をやっている感覚です。どうすれば水島になれるのだろうかと考え抜いて、自然に出てきたものです」
 
 「笑い抑え、邪魔にならない役柄をやりたい」


 水島になりきってみて、葬儀社の仕事は、悲しみに沈む遺族の気持ちに寄り添うことが大切な一方で、セレモニーを運営するプロとして感情に流されてはいけないという面があることを知った。
「本当に大変な仕事だとよく分かりました。ただ、大変だと感じるならやってはいけない仕事ですね。大切なのは、遺族に寄り添うという意味を誤解してはいけない、ということだと思います。それは、遺族と同じ気持ちになることではなくて、遺族の気持ちを葬儀の参列者に代弁するということ。多くの場合、故人のご紹介は葬儀社がするので、親族の方が納得し、会葬者に共感をもって伝わるようにする。それが自然にできることが大切だと感じました」
 「ゆずりは」で、新しい滝川広志としてのスタートを切れたと感じているという。もちろんコロッケとしての仕事も続けるが、これから映画やドラマで笑いを抑えた役柄に取り組みたいという。「今回、邪魔にならない演技というものを知りました。主演でなくてもいいから、まさに邪魔にならないような役をやらせてもらえたら」と語った。


     
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