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「母の日参り」手紙コンクール 金賞は静岡の余白さん 中村獅童さんが朗読

2018.04.23

金賞の作品を朗読する中村獅童さん

「母の日参り」パートナーシップのメンバーと中村獅童さん

 母の日(5月13日)を前に、亡き母に宛てた手紙を公募していた「母の日参り」第1回手紙コンクールの金賞が、静岡県の男性、余白さん(89)の作品「白い目薬」に決まり23日、選考委員長を務めた歌舞伎俳優の中村獅童さんが朗読を行った。
 獅童さんは「多くの作品を涙、涙で読ませていただき、泣きました。自分にとって母は永遠ですが、それはみなさんに共通する思いでした」と感想を語った。余白さんの作品を選んだ理由について「89歳になっても幼いときの思い出を鮮明に覚えていて、いくつになっても母親は母親なんだなと私の胸にしみた。温かい気持ちにさせていただいた」と述べ、朗読後に「泣いちゃって途中で読めなくなったらどうしようと思っていた」と打ち明けた。
 5年前に母、小川陽子さんを突然死で亡くした獅童さんは「母は私が子供のころから、歌舞伎役者になるために全面的にサポートしてくれた。亡くなるまで、私のために人生を捧げてくれた。(生前は)感謝の気持ちを伝えられなかったが、母の最高傑作といわれるような歌舞伎役者になることがせめてもの恩返し」と語った。
 手紙コンクールは、供養関連を中心にした12企業・団体で構成する「『母の日参り』パートナーシップ」が、母の日に亡き母への墓参を呼びかける活動の一環で企画した。全国から1857編の応募があった。応募者は男女別では女性が62%、男性23%。年齢では60代が22%で最多。次いで70代17%、50代15%だった。


 金賞受賞作「白い目薬」(静岡県、余白さん=89歳男性)

母さん、冥界(そこ)からオレが見えますか。
オレ、来年は遂に九十の大台。母さんの享年を遙かにこえます。
丈夫に育ててくれてありがとう。
母さんとの想い出はキリがないけど中でもとっておきはこのエピソード。
 
小四の頃、歳の瀬の路地裏でメンコ遊びに興じていると
一陣の突風に襲われて目にゴミが。
「痛ッ!」慌てて家の中へ駆け込むと
母さんが「やッ大変」と赤子の弟を脇へ置き、左の二の腕でオレを支え、右手で乳房を掴むとオレの目めがけて勢いよく絞りだす集中放乳?作戦。
その一条の白い目薬はすっかりゴミを荒い流してくれたっけ。
八十年後の今も母さんの肌の温もりと共に鮮やかに覚えています。

母さん、オレが母さんの許へいける日は遠くない。
五十年ぶりに会える母さんはどんな迎え方をしてくれるだろう。
母さんはお茶目だからこんなこと言いそう。
「アレ、えらいお年寄り。もしかしてわたしの父ちゃん?」
そしたらこう返してやろう。「三男静雄只今母上の御許へ参上」。


         ◇
 「母の日参り」パートナーシップメンバー各社とプレス発表会出席者
○株式会社 日本香堂ホールディングス 社長 小仲正克
○JAグループ和歌山 紀州農業協同組合 代表理事  芝光洋
○株式会社 日比谷花壇 社長 宮島浩彰
○サントリーフラワーズ株式会社 取締役 福島浩幸
○一般社団法人 花の国日本協議会事務局長 和田幸一
○一般社団法人 PRAY for(ONE) 代表理事 保志康徳
○一般社団法人 全国優良石材店の会 代表理事 吉田剛
○一般社団法人 日本石材産業協会 会長 射場一之
○株式会社 亀屋万年堂 取締役 斉藤弘典
○株式会社 清月堂本店 社長 水原康晴
○生活協同組合コープさっぽろ 部長 鷹橋鋭一
○日本郵便株式会社 専務執行役員 大澤誠
                           (敬称略)


     
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