産経新聞
0120-789-062 ※受付時間 9:00~20:00 (年中無休) メールでのお問い合わせ お墓探しは、資料請求、見学予約、その他どんなことでもお気軽にご相談ください
0120-789-062 ※受付時間 9:00~20:00 (年中無休) メールでのお問い合わせ

一般記事

ニュースをもっと見る

人とペットが一緒に土に還るお墓

2017.11.14

里山の自然を活かして造られた真光寺の樹木葬墓苑=千葉県袖ヶ浦市

ゆったりとした区画に人とペットが一緒に眠る

 ペットを家族と考える人が増え、ペットと一緒にお墓に入りたいという要望も増えている。しかし多くの墓所では「埋葬できるのは人間の遺骨のみ」。そこで、人もペットも一緒に土の中に埋葬し、歳月とともに大地に戻っていくというコンセプトのお墓が注目を集めている。そのひとつが千葉県袖ケ浦市の曹洞宗真光寺の樹木葬墓苑である。
 東京都心部から、東京湾アクアライン経由で約1時間。墓地は小高い里山にあった。里山の自然をそのまま活かし、1ヘクタールを超す広い緩斜面に1200区画が整備されている。2005年の募集開始以来、約1000区画が契約済みで、すでに半分ほどの区画で埋葬が行われている。地面に置かれた御影石のプレートの多くには、故人の俗名と、愛らしいペットの名前が並んで刻まれている。
 ペットを埋葬するペット霊園は少なくない。また最近では、ペットの埋葬が可能な樹木葬墓地も増えているが、人間の区画と、ペットの区画が分かれていることがある。人とペットを一緒に埋葬することについて真光寺は「ここは自然の里山を利用した墓地。もともと野生の生物はここで死に、土になっていた。動物を拒否する理由はない」と話す。
 区画の広さによって「森の苑(にわ)」「野花の苑」がある。「森の苑」の1区画は約1坪(約3.3平方メートル)。何人でも入れるため、家族向きだ。スコップで深さ70センチほどの穴を掘り、遺骨を木綿の白布にくるんで埋葬。土を戻し、石の碑を置いて、名前を刻む。「野花の苑」は80センチ四方で、人は2人までと決められている。どちらもペットの数には制限がない。
 いずれも、最後に亡くなった人の三十三回忌まで使用できる。そのころには遺骨は土状になっていると考えられ、「遺骨が固形として残っている場合は合葬墓に納める」(真光寺)という。
 周囲には、約250本のサクラをはじめクヌギ、コナラ、カエデ、サザンカなど木々が植えられている。「千葉の植生を基本に、庭にあるような木も少し加えた」(真光寺)。墓地全体を里山として保全するため、勝手に植樹することはできないが、プレートの周りに草花を植えることは認められている。
 見学に来ていた東京都目黒区の女性(60)は「3世代4匹の犬を飼っていたが、娘と孫にあたる犬が死んでしまった。3世代なので、みんな一緒に埋葬したいし、私も一緒に入りたい」。すでに数カ所見学したそうだが、「どこも動物と人間の間に仕切りがあり、一緒という感覚はなかった。ここはほんとに一緒にいられる。最後に土になるところも魅力。千葉との地縁はないが、それは関係ないでしょう」と、気に入った様子だ。
 墓参に来た東京都世田谷区の女性(70)は、「ふんぎりがつかず、10年ほど主人の遺骨を自宅に置いていた。自然に還るというイメージが気に入って4月にここに納骨した。ペットのことは考えていなかったが、主人がかわいがっていた猫の遺骨も一緒にした。きっと喜んでいると思う。今飼っている猫4匹と私もここにいれてもらう」という。
 契約には真光寺を菩提寺とする「縁の会」入会が必要になる。墓苑使用料、埋葬費用、管理費、墓碑、永代供養料、戒名、位牌などを含んだ費用は「森の苑」の場合、1人目が80万円で、2人目以降40万円。「野花の苑」は1人目40万円、2人目20万円。合葬墓の「桜の苑(にわ)」は1人50万円。契約者が存命中は年会費5000円が必要。ペットは埋葬時に数万円の布施が求められる。
 詳しくは真光寺☎0438・75・7365へ。


     
  • 里山の自然を活かして造られた真光寺の樹木葬墓苑=千葉県袖ヶ浦市
  •  
  • ゆったりとした区画に人とペットが一緒に眠る
  •    

「ソナエ」は、産経新聞社が運営する安心できるお墓探しサイトです。
ご希望のお墓の資料請求や見学予約をしていただけます。
詳細は安心のお墓探しとはをご覧ください。

up.png