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都内に自動搬送式納骨堂が続々。ICカードで墓参り

2017.10.13

右側のモニター画面にICカードをかざすと厨子が搬送されてくる

ICカードをかざす蔵前陵苑の釈朋宣住職

 東京都内で、「自動搬送型」と呼ばれる納骨堂の開設が相次いでいる。墓地不足の一方で、アクセスがよく、手軽に墓参ができる納骨堂は年々増加。ICカードをかざすとお骨が運ばれてくるという最新技術を駆使した施設は、コインロッカーのような従来の納骨堂のイメージを大きく変えている。
 10月11日に販売を開始した蔵前陵苑(台東区寿1)は、黒と白を基調したシックなデザインに、素材やライティングにこだわった。地下1階から地上6階までの7フロアのうち、3階、6階に10カ所ずつ参拝ブースを備える。各ブースでICカードをかざすと、自動搬送機械で遺骨を納めた厨子が運ばれてくる。厨子には家名などが記された銘板がつけられ、また手前のパネルには故人の写真が映し出される。動画設定も可能という。終了ボタンにタッチすれば扉が閉じ、約1分で次の人が参拝可能になる。
7000基収容で、まずは500基の販売。6階のハイグレードタイプが98万円、3階のベーシックタイプは85万円という設定だ。
 2階に本堂。他のフロアに葬儀や法要ができるホール、広い窓から東京スカイツリーを望むカフェのようなコミュニケーション空間もある。設計を担当したエア・ハイツ建築設計事務所の佐藤正己氏は「火葬場以外のワンストップサービスが可能」と、施設の特徴を語る。女性用パウダールームも備えている。
 運営するのは550年の歴史がある満照山眞敬寺(まんしょうざんしんきょうじ)。釈朋宣住職は「コミュニケーション空間などを使い、地域の人が参加できるような仏教的なエッセンスが詰まった取り組みをしていきたい」と話し、納骨堂にとどまらず、地域の終活拠点として展開をしていく方針だ。
 一方、平成21年から自動搬送式納骨堂を運営する町屋光明寺(荒川区荒川)も、最新の自動搬送システムを導入した東京御廟本館を10月20日に開く。「お墓のシェアリングサービスを提供」とうたい、本堂にはプロジェクターや音響設備を設置。各種イベントが開催可能だ。
都内では墓地不足の一方、核家族化などを背景に納骨堂へのニーズが急増。厚生労働省の「衛生行政報告例」によると、墓地の総数は平成26年9649カ所、27年9681カ所とほぼ横ばいだが、納骨堂は25年378カ所、26年387カ所、27年397カ所と増加傾向。今後の「多死社会」や地方の墓を「墓じまい」して都心に移す「改装」への関心の高まりにより、さらに需要は増えると予想されている。


     
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