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高齢運転者の事故減らせ 各種業界が新アイデアで参入

2017.03.24

 高齢者のドライバーが起こす事故のニュースが連日のように報道されている。対物事故だけでなく、2016年10月には横浜市港南区で通学途中の小学生の列に88歳の男性が運転する軽トラックが突っ込み、1年生の男子児童1人が死亡、6人が重軽傷を負うなど、悲惨な事故も起こった。

 一方、公共交通機関の発達していない地方に行けば自動車は生活必需品になり、なかなか手放しにくいのが現実だ。そこで、さまざまな業界が高齢者ドライバー向けのサービス提供を始めている。

死亡事故減だが…

(図1)死亡交通事故件数とうち75歳以上ドライバーの割合

 警察庁のまとめによると、全国の死亡交通事故は年々減少している。05年には年間6165件あったが、15年には3585件にまで減った。一方、75歳以上の高齢者ドライバーによる事故はほとんど減っていないため、死亡交通事故に占める割合は年々増加傾向にある(図1)。

 また、15年中の死亡交通事故件数を免許保有者10万人あたりで調べたものが(図2)になる。これによると、75歳以上の死亡交通事故件数は9.6件で、「運転に不慣れで事故が多い」といわれる16~24歳の若者よりも多かった。

 高齢化が今後進むなか、高齢者ドライバーの事故を減らすことは喫緊の課題になっている。

高齢運転者を見守り

(図2)免許保有者10万人あたりの死亡事故件数

 こうした状況の解決策のひとつが、高齢者のドライバーに安全運転を心がけてもらうこと。オリックス自動車は2月、それに役立つサービス「あんしん運転EverDrive」を始めた。

 サービスは高齢者が運転する車に専用機器を設置し、車の位置情報をパソコンやスマートフォンで確認できるようにしたもの。また帰宅や事前に登録しておいた「よく行く場所」に到着した際のほか、急ブレーキ・急発進・スピードオーバーの「危険3挙動」や長時間運転などがあると、即座に家族にメールが送られる仕組みになっている。日別の運転記録や月ごとの運転レポートなどもある。

 オリックス自動車は「高齢の親の運転のことを家族で話し合うことで、運転技術の確認や安全運転への意識が高まるきっかけになると思います」としている。

返納で葬儀割引も

 事故を起こさないためには、運転しないことがいちばん。警視庁や各道府県警は高齢者に運転免許証の自主返納を呼びかけている。

 16年には神奈川県藤沢市にある時宗の総本山遊行寺の法主で、一遍上人から数えて74
代目の他阿真円上人(97)が「自ら免許を返すことで高齢者が返納するきっかけにしたい」として運転免許証を自主返納し話題になった。

 ただ、きっかけがなければ自主返納は難しいもの。そこで、自主返納者に各種の特典をつける企業が出てきている。

 なかでも、インターネットで販売する定額・低料金の葬儀「小さなお葬式」を全国展開するユニクエスト・オンラインは15年から、大阪・京都・神奈川・埼玉の2府2県で、「自主返納すれば、お葬式の料金を割引」というユニークなサービスを始めている。

 割引は1万~1万5000円。ユニクエストは「運転免許証の自主返納を考える時期は、ちょうど終活を考える時期と重なるので、このサービスを始めました。まだ実際に利用された方は数人程度です」とするが、問い合わせ件数は増加しているという。


         
  • (図1)死亡交通事故件数とうち75歳以上ドライバーの割合
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  • (図2)免許保有者10万人あたりの死亡事故件数
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