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【船村徹さん葬儀】「歌をずっと残していきたい」歌手、伍代夏子さんの話

2017.02.24

船村徹さんの葬儀・告別式に参列後、取材に応じる伍代夏子さん

 歌手、伍代夏子さんは1月、船村徹さん作曲の『肱(ひじ)川あらし』を発表したばかりだった。
          ◇
 やっと私はご縁をいただいて、ずっと憧れていた先生の船村作品を歌わせていただけるようになったばかり。一生懸命頑張って、大きな歌にして先生によろこんでいただかなければと思っていた矢先でしたのですごく残念です。

 歌い手になったら絶対、船村先生のメロディーがほしいと思うはずなんですよ。私は特にひばりさんの『みだれ髪』『矢切の渡し』とか大好きな船村先生の作品がいっぱいあって、いつか私もそういうのをつくっていただきたかったんですけど、なかなかご縁がなくて、今回もう直訴でお願いしたんです。それでほんとに一生懸命つくってくださったんです。ご体調が悪いなかでも。

 寡黙な先生でしたが、歌の世界だけは、お互い「こういう感じがいいよね」という話はしてきました。言葉を大切にしていらっしゃいましたね。作曲の先生なので、メッセージ、言葉がきちんと伝わるようにということを大事にされていました。

 船村先生からいただいた最初で最後の作品ですから、「これを大きくします」とお約束してきました。何枚売れたとかそういうことじゃなくてね、ずっとずっと残して行きたいなと思います。20年ぐらい前からあこがれ続けたメロディーですから。

 先生の歌は明るい歌もすごくあるんですけれども、私のなかではほんとにしみじみ、訥々とした世界。よくご自身の番組などで、お元気なころ自分でギターをひいて歌われていた姿が、すごくしみるというか、ちょっと方言やなまりが入るのがあったかくて。それがギター一本でも歌の力でつたわるというのをすごく感じていました。

 いただいた歌について、ちょっとだけ、それも直接ではなく人づてにほめていただきました。作詞家の喜多条(忠)先生から、「船村先生が『昨日生放送で歌ってたね。この間のテレビみたよ。なっちゃんリキ入ってるね。すごく変わったよ』って言ってくださった」と聞いて励みになりました。

 訃報を聞いたのはお亡くなりになった次の日です。嘘ぉ…と思いました。1月の文化勲章のパーティのときもご自分の足で歩いて、舞台で冗談も言っていらしたので。「もうだめかなって去年思ったときもあったんだけど、まだまだ俺は生かされるみたいよ」っておっしゃってたのね。こんなに早く逝ってしまうとは思わなかったです。

 次回作もつくっていただきたかったですし、いまいただいている作品の成果をみていただけるものと思っていました。

 先生の最期のお顔をきょうは拝見できませんでした。けれど、とても美しく安らかな顔だったと鳥羽(一郎)さんからうかがいました。短い残念なご縁でしたけれどもがんばりますので見ていてくださいと、お別れしてきました。


     
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