2017.02.24
喪主あいさつをする船村徹さんの長男で作曲家・編曲家の蔦将包さん
本日は寒いなか、大勢の方に参列いただき、にぎやかなことが大好きな父でしたので、ほんとうに喜んでいると思います。ありがとうございました。
命日となりました2月16日は、故人の亡き兄、陸軍中佐、福田健一の命日でございまして、毎年自ら靖国神社へ参拝しておりました。ここ数年、少し足腰が弱ってきましたので、われわれ夫婦が代理で靖国にお参りしていました。
今年も行く予定で、まさに出かける1時間ぐらい前でしょうか、妻が様子を見にいきましたところ、ベッドの縁によりかかって、応答がないと。それであわてて私も見まして、呼吸がないようだったので急いで救急車を呼んだ、その時点で心肺停止状態だったというところであります。
人一倍勝気で、好奇心旺盛で、行動的で、そしてわがままな父でございましたので、ここ数年、足腰の衰え、心身の衰えによりまして自分の行動も思うに任せなくなってきておりました。それを非常に忸怩たる思いでいるのは、われわれからもみてとれました。間違いなく亡き兄、健一が自らの命日に「やれるだけのことはやった」ということで、迎えにきてくれたんだと思います。これは間違いないと思っております。
栃木の小さな村に生まれまして作曲家・船村徹となって六十数年間、最期まで船村流を貫きとおして、太く長く人生を送れたと思っております。本当に長いあいだ、みなさまありがとうございました。
そして最後ですが、この葬儀をいちからすべてサポートしていただきました関係者のみなさまに心から御礼申し上げたいと思います。ほんとうにありがとうございました。
「ソナエ」は、産経新聞社が運営する安心できるお墓探しサイトです。
ご希望のお墓の資料請求や見学予約をしていただけます。
詳細は安心のお墓探しとはをご覧ください。